税理士事務所・会計事務所の承継・売却、どこに相談するか

税理士事務所・会計事務所(個人事務所・税理士法人)の売却の相談先13社を、手数料と実績で比較。

迷ったらこう選ぶ:編集部の判断

まず、個人事務所か税理士法人かと、譲渡額の見当をつけてください。私の第一候補は、譲渡額3億円未満ならみどり未来パートナーズ、3億円以上ならインテグループです。 選んだ理由は2つです。1つ目は、料金(料率と最低報酬)を公式に確認できることです。2つ目は、税理士・会計事務所の売り手の公開事例に、規模か価格が載ることです。両方を満たした4社のうち、成功報酬(税別)が最も低い会社を選びました。この線の引き方は、当サイトの判断です。

金額は、個人事務所なら事業の対価です。税理士法人は持分譲渡や合併などの方法を先に決め、関連する株式会社の株式譲渡は分けて比べます。比べたのは、負債がない場合の成功報酬です。上から順に見て、最初に当てはまる行があなたの行です。

あなたの状況私の第一候補こうなら逆転いちばんのリスク
売り方か金額が未定第一候補なしまず無料で整理するなら引継ぎ支援センター紹介先の民間の支援は有料
譲渡額が3億円未満みどり未来パートナーズ個人事務所を自力で売るならバトンズ基準は負債込みで、例は株式譲渡
譲渡額が3億円以上インテグループ税理士法人の事例重視ならM&A総合研究所公開4件に譲渡額と成約年がない

決め手は3つだけ

1. 個人事務所か、税理士法人か

個人事務所は、資格者本人の事務所です。売るものは、顧問先との契約と職員と設備です。顧問契約を移すには、顧問先ごとの承諾が要ります。税理士法人の社員は、出資者である税理士です。持分の譲渡には、原則として社員全員の同意が要ります。合併には、社員全員の同意が要ります。

2. 最低報酬が譲渡額に見合うか

年商1,300万円の事務所を、1,250万円で譲った事例があります。最低報酬が2,000万円の会社に頼むと、報酬が譲渡額を超えます。私は、小さな事務所では、まず最低報酬を比べます。

3. 所長の引退日と、後任の税理士

個人の税理士は、事務所を2つ持てません。税理士法人の各事務所には、社員の常駐が要ります。私は、後任の税理士が入る日を先に決めます。引継ぎ期間とその間の報酬も、譲渡額と同じ紙に書いてもらいます。

言いにくいこと

  • みどり未来パートナーズの成約事例一覧の会計事務所は、株式譲渡の1件です。
  • みどり未来パートナーズの報酬の基準は総資産の時価で、退職金も含みます。
  • みどり未来パートナーズは、中間金の有無を料金表に書いていません。
  • インテグループは、譲渡額3,000万円未満をほぼ扱わないと資料に書いています。
  • インテグループの4件は、譲渡額と成約年が載っていません。
  • 税理士事務所に特化した4社は、どこも料率を公開していません。
  • 日本M&Aセンターの会計事務所の41件は、規模と価格が載っていません。

面談で必ず聞くこと

  • 「私の事務所なら、報酬は税込でいくらですか。途中で払う額と、不成立時に戻らない額も、書面でください」
  • 「個人事務所の事業譲渡や法人の持分では、何に料率を掛けますか。負債や退職金を含めますか」
  • 「担当者本人の税理士事務所の成約は何件ですか。個人事務所と税理士法人の内訳も教えてください」
  • 「顧問先には、いつ、誰が説明しますか。名前を出す前の同意は、どう取りますか」

迷ったら、相談先診断で絞ってから面談を入れてください。

詳しい判断と根拠を読む

線を引いた理由

選び方の基準は2点です。1つ目は、料金を公式に確認できるかです。料率と最低報酬の両方が、公式サイトに載る会社を満たすとしました。2つ目は、税理士・会計事務所の売り手の公開事例が1件以上あり、規模か価格が載るかです。規模は、売り手の売上高・顧問先数・職員数のどれかが数字で載るものとしました。1件以上という線と、この数え方は、当サイトの判断です。13社に同じ線を当てました。

会社料金を公式に確認会計事務所の公開事例
みどり未来パートナーズ料率表。最低500万円一覧1件。売上6,000万円
インテグループ料率表。最低1,500万円4件。売上3,000万〜1億円
M&A総合研究所料率表。最低2,500万円3件。3件とも売上あり
ストライク料率表。最低2,000万円成約実績4件。インタビュー1件に職員数
士業事務所M&A支援協会250万円〜のみ。料率なし顧問先数の載る事例あり
会計事務所事業承継支援センター料金の記載なし3件。年商・譲渡対価あり
ニコット200万円〜のみ。料率なし5件。規模・価格なし
日本ビズアップ料金の記載なし事例の掲載なし
日本M&Aセンター料率表。最低2,000万円41件。規模・価格なし
M&Aキャピタルパートナーズ最低報酬は登録DBのみ確認した219件に該当なし
バトンズ事業譲渡は売り手無料。株式は有料支援掲載56件。成約の数ではない
トランビ売り手無料士業の案件一覧あり。件数は未確認
事業承継・引継ぎ支援センター相談は無料業種別の件数は非公開

両方を満たした4社の成功報酬を、譲渡額ごとに比べました。税別で、負債がない前提です。ストライクは、事業譲渡も譲渡金額を基準にし、退職金なども含めます。インテグループの公表基準は株式価値です。税理士法人の持分への当て方は、どの会社も書いていません。比較は、公表の料金表を対価にそのまま当てた試算です。3,000万円で売る場合は、みどり未来パートナーズが500万円で最も低くなります。インテグループは1,500万円、M&A総合研究所は2,500万円です。ストライクは2,000万円で、別に基本合意報酬が100万円かかります。みどり未来パートナーズは中間金の記載がなく、契約書作成は別料金で50万円からです。

みどり未来パートナーズは、算定基準の総資産が1億円まで500万円で、2億円で1,000万円です。3億円では、インテグループと同じ1,500万円になります。3億円を超えても、負債がなければ両社の料率は同じです。同額の範囲は、規模の載る事例が多いインテグループを選びました。みどり未来パートナーズは、基準に負債と退職金を含みます。譲渡額3億円・負債1億円なら、みどりは2,000万円、インテグループは1,500万円です。3億円未満でも、譲渡額2億円・負債1.2億円なら、みどりは1,600万円で逆転します。負債がある売り手は、私は両社に同じ条件で見積りを頼みます。

最低報酬と譲渡額の釣り合いも見ました。3,000万円で売る会社の株式を、取得費1,000万円で計算します。報酬500万円なら、手取りは約2,155万円です。1,500万円なら約1,279万円、2,100万円なら約690万円です。この式は、個人が株式を売る場合のものです。個人事務所の事業譲渡と、税理士法人の持分には当てはめていません。

状況別:私ならこうする

ひとり事務所や、顧問先が数十件の事務所。 最低報酬の差は、手取りに大きく響きます。私は、みどり未来パートナーズと特化仲介2〜3社に、同じ条件で書面の見積りを頼みます。特化仲介は料率を公開していないので、見積りの額で比べます。自分で相手と話せるなら、バトンズの事業譲渡は売り手無料です。

社員2人の税理士法人。 社員が1人になり、6か月以内に2人に戻らないと、法人は解散します。持分の譲渡も新しい社員の加入も、原則として社員全員の同意が要ります。私は、買い手側の税理士が社員として入る日を決めてから、自分の脱退を予告します。入った社員は、加入前の債務にも責任を負います。

所長が急に倒れた、亡くなった。 個人事務所は資格者本人のものなので、顧問先が離れる前に引継ぎ先を決める必要があります。会計事務所事業承継支援センターには、急逝から1週間以内に譲受先を探した事例があります。インテグループにも、逝去に伴う継承の事例が2件あります。税理士法人の社員が亡くなると、持分は相続されず、出資の払戻しになります。

記帳代行や社労士の業務も持つ事務所。 記帳代行を株式会社で行っているなら、その会社は株式譲渡で売れます。税理士法人の定款に会計業務があると、社員税理士は会計業務の会社の取締役になれません。社労士業務のうち提出代行と事務代理は、税理士法人の付随業務に入りません。私は、買い手に社労士がいるかを先に確かめます。

職員を全員残したい。 事業譲渡では、職員は買い手と雇用契約を結び直します。労働契約を移すには、本人の承諾が要ります。士業事務所M&A支援協会は、全員の雇用継続を前提に交渉すると書いています。私は、給与と勤務地を変えない期間を、契約書に書いてもらいます。

気にしなくていいこと

  • 掲載案件の数。 バトンズの「会計事務所・会計関連サービス」56件は掲載の数です。成約の数でも、買い手の数でもありません。
  • 全業種の成約件数。 ストライクの「3,700件以上」は全業種の数字です。税理士事務所の成約実績としてページに載るのは4件です。
  • 「業界No.1」の表記。 士業事務所M&A支援協会の「事業承継支援実績 業界No.1」は、公式サイトに根拠の記載がありません。

言いにくいことの根拠

みどり未来パートナーズ。 料金ページの基準は「証券・資産等の取引金額」で、総資産の時価です。営業権を含み、対価を退職金で払うなら退職金も含みます。最低額は500万円です。成約事例一覧の会計事務所は1件で、株式譲渡・売上6,000万円です。別のコラムの成約報告が同じ案件かは、書かれていません。個人の税理士事務所の事業譲渡の事例は確認できませんでした。本社は香川県で、中四国と東京・大阪での実績を書いています。

インテグループ。 業界ページの成約実績4件は、売り手の売上が3,000万〜1億円です。うち2件は、開業税理士の逝去に伴う継承です。譲渡額と成約年は載っていません。同社の成長可能性の資料(2026年6月30日)は、3,000万円未満はほぼ扱わないと書きます。料金ページの基準は株式価値で、個人事務所の事業譲渡の基準は書いていません。

特化仲介の4社。 士業事務所M&A支援協会は250万円〜、ニコットは200万円〜と、最低額だけを書いています。会計事務所事業承継支援センターと日本ビズアップは、成功報酬の金額を公式ページに書いていません。登録DB(2026年4月)の最低手数料は、アックスが250万円、ニコットが200万円です。実務経営サービスは100万円、日本ビズアップは200万円です。

M&A総合研究所。 公開の3件は、すべて税理士法人です。LPは、対象を売上1億円からと書いています。

日本M&Aセンター。 会計事務所業の成約一覧48件のうち、売り手が会計事務所は41件です。年月・業種・地域だけで、規模と価格はありません。決算説明資料は、小規模案件をグループ会社へ紹介する運用を書いています。

M&Aキャピタルパートナーズ。 成約実績の「専門サービス」224件のうち、確認できた219件に、売り手が税理士事務所の成約はありませんでした。料金ページに最低報酬の金額がありません。

第一候補の確認点。 2社とも、税理士事務所の累計の成約件数は公開していません。私は、担当者本人の成約件数を、両社に同じ質問で聞きます。

判断の根拠にした実態データ

判断根拠にしたデータ
個人は事務所を2つ持てない税理士法第40条第3項
秘密を守る義務(退職後も)税理士法第38条・第54条
契約の移転は相手方の承諾民法第539条の2
労働契約の移転は本人の承諾民法第625条第1項
法人の社員は税理士のみ税理士法第48条の4
社員1人で6か月後に解散税理士法第48条の18第2項
合併は総社員の同意税理士法第48条の19
持分の譲渡は原則として総社員の同意日税連「税理士法人の手引」p.12
持分は相続されない日税連「税理士法人の手引」p.21
定款に会計業務なら会計法人の取締役不可日税連「税理士法人の手引」p.17
社労士の提出代行等は税理士法人の付随業務外日税連「税理士法人の手引」p.11
税理士登録者82,682人日税連 登録者数(2026年9月末)
税理士法人5,346日税連 届出数(2026年9月末)
サービス業の後継者不在率52.9%帝国データバンク(2025年11月21日)
会計事務所の売り手41件日本M&Aセンターの成約一覧(当サイト集計)
税理士法人の売り手3件M&A総合研究所のインタビュー(当サイト集計)

手数料は税別です。4社とも成功報酬で比べ、別途の費用は分けて書きました。みどり未来パートナーズは、中間金の有無が分かりません。手取りの2,100万円の例は、ストライクの基本合意報酬100万円を含めた額です。手取りは手数料を税込で差し引いた試算で、個人の株主が株式を売り、20.315%の税率がかかる前提です。2027年以後に売る場合です。買い手が払う費用と、外部専門家の費用・実費は、どの試算にも含めていません。

売却額を選ぶ

計算の前提株式の譲渡額を入れ、各社の料金表の基準(オーナー受取額・総資産など)には負債0として当てはめています。「前提つきの試算」は、着手金が資産額で変わるなどの前提を置いた金額で、前提は各社のページにあります。評価の順番ではありません。

金額の見当がつかない → 相談先診断

手数料の目安が安い順(税別)総額を試算できる4社。評価の順位ではありません

  1. 1
    インテグループ仲介会社の公表:ページの「税理士事務所・会計事務所におけるインテグループの成約実績」に4件(売…
    1,500万円譲渡額の15%・最低報酬
  2. 2
    ストライク仲介会社の公表:税理士事務所のページの「成約実績」に4件(譲渡側・譲受側の種別、エリア、譲渡理…
    2,100万円譲渡額の21%・最低報酬※
  3. 3
    M&A総合研究所仲介会社の公表:成約インタビュー一覧(165件)のうち、売り手の業種が税理士法人は3件(202…
    2,500万円譲渡額の25%・最低報酬
  4. 4
    M&Aキャピタルパートナーズ仲介会社の公表:成約実績の「専門サービス」区分(全224件)のうち、当サイトが確認できた219…
    2,500万円譲渡額の25%・最低報酬※

成功報酬だけ分かる会社ほかの費用の金額が公開されていない

  1. —
    みどり未来パートナーズ仲介とFAの両方会社の公表:成約事例一覧に、売り手が会計事務所の仲介1件(株式譲渡・売上規模60百万円、買…
    500万円〜成功報酬のみ・中間金:有無と金額を公式資料で確認できない
  2. —
    日本M&Aセンター仲介会社の公表:「会計事務所業」の成約実績一覧に48件(2004年3月〜2026年5月の掲載分…
    2,000万円〜成功報酬のみ・中間金:有無と金額を公式資料で確認できない
料率が非公開か、当サイトの式で試算していない会社(6社)

士業事務所M&A支援協会(アックスコンサルティング)(最低 250万円)・ニコット(会計事務所の後継者探しM&A)(最低 200万円)・会計事務所事業承継支援センター(実務経営サービス)・会計事務所専門M&A支援サービス(日本ビズアップ)・BATONZ(バトンズ)(最低 200万円)・TRANBI(トランビ)

※は前提つきの試算です(前提は各社のページ)。事業承継・引継ぎ支援センターは相談無料(紹介された民間機関を使う場合は、その機関の手数料)。

1億円なら:最低報酬の差がそのまま手数料の差になります。大手仲介だと譲渡額の2〜2.5割です。費用を抑えたいなら最低報酬を、実績を重視するなら同じ業態の公開事例を比べてください。

負債を含む資産の総額に料率を掛ける会社は、料率で計算した額が最低報酬を超える範囲で、借入金などの分だけ高くなります。負債も入れて計算する/相談先診断で絞る

13の相談先を公式情報で調査(確認 2026-10-07)。現在、掲載会社から広告料・紹介料は受け取っていません。

LINEで相談先を聞くどこに相談すればいいか、手数料はいくらか。社名を出さずにLINEで聞けます。

LINEで相談先を聞く

答えるのは「事業承継リサーチ 相談窓口」(運営:株式会社楽笑)。返信は原則2営業日以内。会社名なしで相談できます。相談でできること・回答例/LINEを使わない方はフォーム

担当者が内容を読んで返信します。売り込みや営業電話はしません。相談内容を相談先に伝えるのは、ご本人が希望し、伝える先と内容に同意した場合だけです。情報の取扱い

13の相談先を立場別に見る

仲介会社9社

インテグループ仲介総額を試算できる 最低報酬 1,500万円|会社の公表:ページの「税理士事務所・会計事務所におけるイン…向く人:譲渡額3億円以上の所長。適用の基準を見積りで確認するM&A総合研究所仲介総額を試算できる 最低報酬 2,500万円|会社の公表:成約インタビュー一覧(165件)のうち、売り手…向く人:売上の載る税理士法人の事例で選びたい所長。公開3件ストライク仲介条件つきで総額を試算 最低報酬 2,000万円|会社の公表:税理士事務所のページの「成約実績」に4件(譲渡…向く人:合併後も税理士として残りたい所長。事例がある士業事務所M&A支援協会(アックスコンサルティング)仲介見積りが必要(料率が非公開) 最低報酬 250万円|会社の公表:成約事例のインタビューは13件(社労士事務所を…向く人:ひとり事務所の所長。対応すると公式に記載ニコット(会計事務所の後継者探しM&A)仲介見積りが必要(料率が非公開) 最低報酬 200万円|会社の公表:成約実績のページに5件(大阪・兵庫・奈良の60…向く人:関西の個人事務所の所長。事例はすべて関西会計事務所事業承継支援センター(実務経営サービス)仲介見積りが必要(料率が非公開) 最低報酬 100万円(登録DB)|会社の公表:事例3件(所長急逝・90歳所長の引退・税理士法…向く人:所長の急逝で急ぐ家族。1週間で探した事例会計事務所専門M&A支援サービス(日本ビズアップ)仲介見積りが必要(料率が非公開) 最低報酬 200万円(登録DB)|専門ページ・体制の記載あり(件数は未公開)向く人:契約締結までの費用を抑えたい所長。この段階は無料日本M&Aセンター仲介成功報酬のみ判明 最低報酬 2,000万円|会社の公表:「会計事務所業」の成約実績一覧に48件(200…向く人:同業への成約例を見たい所長。売り手41件中40件が同業へM&Aキャピタルパートナーズ仲介条件つきで総額を試算 最低報酬 2,500万円(登録DB)|会社の公表:成約実績の「専門サービス」区分(全224件)の…向く人:譲渡額5億円以上の法人。最低報酬の影響が小さい

売り手側のFA・会計事務所系・金融機関1社

公的窓口1社

マッチングサイト(自分で買い手を探す)2社

売却の準備ガイド

赤字・債務超過でも会社は売れるか赤字や債務超過でも、技術・取引先・人材・許認可で買い手がつくことはあります。難しい場合、経営者保証の扱い、公的な窓口と再生の道まで。会社を売るときの流れと期間:相談から入金まで相談から入金、引継ぎまでの10の段階を順に説明します。各段階で社長がやること、かかる期間の目安、手数料を払う時期も。会社を売ったら税金はいくらかかる?株式譲渡と事業譲渡の違い株式譲渡は社長個人に約20%、事業譲渡はまず会社に法人税と消費税がかかります。役員退職金を組み合わせる考え方も国税庁の資料で整理。会社を廃業する手続きと費用(解散・清算の流れ)会社を畳むときの解散・清算の手続きを、法務局・税務署・年金事務所など窓口ごとに整理。登記と官報の費用、期限、個人事業主の廃業届まで。廃業か、売却か。会社をたたむ前に比べること会社をたたむ前に、廃業・売却・親族への承継・社員への承継の4つを比べます。費用と手間、赤字でも売れるか、判断の順番まで。事業承継・M&A補助金のしくみ(2026年・16次公募)仲介手数料の一部が補助される専門家活用枠を中心に、4つの枠の上限額・補助率、手数料が対象になる条件、日程と準備をまとめました。M&Aの契約書で売り手が確かめること(秘密保持・基本合意・最終契約)秘密保持契約、基本合意書(LOI)、株式譲渡契約書などの最終契約で、売り手が条項ごとに確かめる点を、中小M&Aガイドラインをもとに整理。後継者がいないときの選択肢と、最初の一歩後継者がいない会社は全国で約半分です。親族・社員・第三者・廃業の4つの道と、何年前から準備するか、相談先の違いをまとめました。M&Aマッチングサイトの比較と使い方(売り手の費用・有料サポート)バトンズ、トランビ、M&Aサクシードなどのマッチングサイトと、公的な後継者人材バンクを、売り手の費用と有料サポートの額で比べました。M&A詐欺・悪質な買い手の手口と見分け方経営者保証を外さず会社のお金を移す買い手など、国が注意を出した手口と、契約の前に見分ける点、売り手を守る条項をまとめました。社員や取引先にはいつ伝える?売却を知られないための進め方売却を誰に・いつ伝えるかは段階で分けます。国のガイドラインをもとに、秘密の守り方と幹部社員への伝え方をまとめました。会社の売却相場の考え方:何倍で売れるのか、どこで決まるのか会社の値段の決まり方を、国の統計と算定方法で説明します。年買法・純資産+営業権・倍率・DCFの考え方と、値段が上がる・下がる要因まで。M&A仲介会社・FAの選び方:比べる7つの点と、面談で聞く質問仲介会社やFAを選ぶときに比べる7つの点を、国のガイドラインと各社の公開情報で説明します。面談でそのまま使える質問リストつき。M&Aのトラブルと悪質な買い手・業者を避けるには国が公表した注意や登録取消し、悪質な買い手の典型、しつこい営業電話の止め方、契約で揉めやすい点、困ったときの公的な窓口まで。M&A用語集:社長が最初に知っておく40語手数料、値段の決め方、売るまでの手続き、契約の4つに分けて、M&Aでよく出る40語を「ひと言で」と「社長にとっての意味」で説明します。
LINEで相談先を聞く